その年に厄年を迎える方で、厄年であることを、また厄除け・厄祓いのことを気にかけてる方も多いと思います。
毎年多くの方が厄除けや厄祓いで有名な神社やお寺などで、厄除け・厄祓いの祈祷を受けています。
※神社本殿の賽銭箱前で参拝する女性の様子
※画像提供:snapmart
しかし厄年の方の中には、
- 祈祷は受けないで、参拝だけでもOKなのかな?
- 祈祷を必ず受けないといけないものなのかな?
とお考えの人も多いでしょう。
今回はそんな「厄除けって参拝だけでもOKなの?」ということについてお伝えしたいと思います。
厄除けで参拝だけでもOKです
結論から言えば、
厄除けとして、参拝だけでもOK
です。
ここで言う「参拝」とは、本殿や本堂に上がって祈祷をあげてもらうことはせず、
神社本殿やお寺本堂前にある賽銭箱前でお参り(参拝)する
というのをイメージしています。
※神社本殿前で参拝する女性の様子
※画像提供:snapmart
その後に、厄除けのお守りや御札を授与してもらい帰る、というのも当サイトでは立派な厄除けになる、と考えています。
厄除け・厄祓いの祈祷を受けなかったからと言って、何かあるとか、厄除けとして意味がない、ということはありません。
言ってしまえば、こういうことは気持ちの問題であり、厄年の本人が参拝のみであってもそうしたことで、厄が祓われた、いい意味でスッキリ出来たといういうのなら、それでいいでしょう。
御祭神や御本尊の利益や神徳を賜りたいのなら祈祷を受けることをおすすめ
とはいえ、多くの方が毎年厄除け・厄祓いで有名な神社・お寺を中心に、ときに長い行列を作ってまで厄除けの祈祷を受けるのには、それには参拝のみとした場合と同様に
厄除け・厄祓いの祈祷を受けたほうが自分の気持が鎮まる、ご利益を賜われたと感じる
ということもあり、いずれも気持ちの問題です。
また多くの神社・お寺では
厄除けには厄除けの神様・仏様
を指定し、そのご利益・ご神徳を賜って厄を除け、厄を祓って祈祷をあげてくれます。
それぞれの神様・仏様には厄を除ける・祓う謂れがあり、そういった謂れやご神徳などを理解した上で、祈祷を受けるというのは、日本人はもちろん、多くの宗教を信じる人、普段はそうではない一般の人であっても、ご利益をより感じるものではないでしょうか。
※写真は厄除けのご利益高い神様の一人、大国主命(オオクニヌシノミコト)の像の様子
※画像提供:PIXTA
無理に必ず祈祷を受ける必要はありません。
ですが、古今多くの日本人が厄年の時に受けてきた厄除け・厄祓いの祈祷には、厄年の人の不安な気持ちや言葉にはなかなかできないような運気みたいなものを晴らしてくれる、そんな効果があるからこそ、今日まで脈々と続いているのでしょう。
【本サイト】
今年2021年(令和3年)の厄年について(女性男性早見表・年齢・いつ・過ごし方など)|厄年・厄除け厄祓いドットコム
