厄年には一般的に厄年として認識されている「本厄」の年があるのと、その前後の1年を
「前厄」「後厄」
と呼ばれる厄年が本厄を挟む形であります。
その前厄・本厄・後厄がある状況の中で、女性の場合は30代に2回厄年(ほぼイコール本厄)があるため、30代の半分以上6年間厄年があります。
女性は32歳〜38歳までの6年間の厄年がある!?
以下が女性の厄年の表です。
前厄 (女性) |
本厄 (女性) |
後厄 (女性) |
18歳 | 19歳 | 20歳 |
32歳 | 33歳 | 34歳 |
36歳 | 37歳 | 38歳 |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
見ての通り、女性は30代で2回の本厄
33歳 本厄(大厄)
37歳 本厄
があります。
そして、その前後の年の前厄・後厄とをあわせると、
32歳〜34歳
36歳〜38歳
と10年ある30代のうち、じつに6年間も厄年であることになります。
実際、数えで38歳の後厄を終えると、「やっと30代の厄が明ける〜」と感慨深く語る女性も多くいます。
地域によっては、前厄・後厄も神社・お寺などで厄除け・厄祓いを行うところもあり、また個人的にそうする女性もおおくいらっしゃいます。
そうすると、合計6回、35歳の時以外は、32歳〜38歳までずっと厄年に苛まれる〜という状態にゲンナリする女性も多いです。
それだけ多くの災厄、とくに身体の変化による災いが多い時期でもある
古今厄年の風習は続けられていますので、この女性の30代という時期が、それだけ災いに合いやすい、環境の変化や体の変化などで病気や本人にとって望まないことが起きやすい時期であるのでしょう。
※悩める30代女性のイメージ(画像提供:snapmart)
とくに身体の変化については、女性(男性もですが)30代は大きく体の変化が起き、また子どもを埋めるギリギリの年齢層ともなってきますので、そういうところからも女性の厄年が30代の半分以上を占めるということなのかもしれません。
厄除け・厄祓いは本厄の2回が概ねです
とはいえ、合計6回もある女性30代の厄年で、毎回厄除け厄祓いに行かなければいけないかと言えば、そんなことはなく多くの女性が
33歳・37歳の本厄の時のみ厄除けの祈祷を受ける
というのが多いです。
また、
33歳の本厄(大厄)のみ祈祷を受ける
という女性も多いです。
最も厄の大きい、女性33歳の時のみ、厄除けの祈祷を受けて、禊を祓うという女性も多いのでしょう。
あくまでも厄年については風習や考え方の世界ですので、6年間祈祷や厄祓いを義務付けられているわけでもありません。
実際に災厄にあい始めていたり、先んじて厄を祓っておきたいという方は、神社・お寺で祈祷を受けて厄を祓ってもい、気持ちも晴れやかに30代を過ごすというのもいいでしょう。
※女性の厄年については、年齢や過ごし方など含めこちらのページで詳しく解説しています
ぜひ参考になさってください。
【本サイト】
今年2021年(令和3年)の厄年について(女性男性早見表・年齢・いつ・過ごし方など)|厄年・厄除け厄祓いドットコム
